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いろいろ

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築

自身がインフラに弱いことと、AWSの基礎をやりたいなと思ったことから購入に至りました。AWSは各種サービスを必要に応じてつまみ食いしてる感じです。

内容

目次

  1. システム構築をインフラから始めるには
    1. 開発者がネットやサーバーを構築するメリット
    2. ネットワークやサーバーを構築する
    3. WordPressでブログシステムを作る
    4. 物理的なネットワークとAWS
    5. 本書の流れ
  2. ネットワークを構築する
    1. ネットワークで用いるIPアドレス範囲を定める
    2. 実験用のVPCを作成する
    3. VPCをサブネットに分割する
    4. インターネット回線とルーティング
    5. まとめ
  3. サーバーを構築する
    1. 仮想サーバーを構築する
    2. SSHで接続する
    3. lPアドレスとポート番号
    4. ファイアウォールで接続制限する
  4. Webサーバーソフトをインストールする
    1. Apach HTTP Serverのインストール
    2. ファイアウォールを設定する
    3. ドメイン名と名前解決
    4. まとめ
  5. HTTPの動きを確認する
    1. HTTPとは
    2. ブラウザの開発者ツールでHTTPのやりとりをのぞいてみる
    3. Telnetを使ってHTTPをしゃべってみる
    4. まとめ
  6. プライベートサブネットを構築する
    1. プライベートサブネットの利点
    2. プライベートサブネットを作る
    3. プライベートサブネットにサーバーを登録する
    4. 踏み台サーバーを経由してSSHで接続する
    5. まとめ
  7. NATを構築する
    1. NATの用途と必要性
    2. NATゲートウェイを構築する
    3. NATゲートウェイを通じた疎通確認をする
    4. まとめ
  8. DBを用いたブログシステムの構築
    1. この章の内容
    2. DBサーバーにMariaDBをインストールする
    3. WebサーバーにWordPressをインストールする
    4. WordPressを設定する
    5. まとめ
  9. TCP/IPによる通信の仕組みを理解する
    1. TCP/IPとは
    2. UDPTCP
    3. まとめ

感想

名前の通り「基礎からのネットワーク&サーバー構築」でした。

VPCにWebサーバーとDBサーバーを立てて、ブログシステムを作成するまでのハンズオン。200ページほどで図も多いため、一日もかからず終わる内容です。

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タイトルにも含まれているAWSですが、あくまで実地検証のために用いるのであって、詳しく書かれている訳ではないです(アカウント作成から載っているのかと思った)

ネットワーク&サーバーに関しても本当に基礎の基礎だけ。基礎を学ぶならもう一冊必要だと感じました。

一昔前はVirtualBoxなどで仮想環境を作成して学んでいたものが、AWSに置き換わった感じなのかなあと。ハンズオンは有用だし、AWSは学んで損はないため、入門としては良いかも。

最後にひとつ気になったこと。ハンズオンの中でサーバーを2台立てるが、そのまま放っておくと、EC2の無料利用枠を超えます。停止を勧める記述は見当たらなかったため、入門としては良くないかも。