自身がインフラに弱いことと、AWSの基礎をやりたいなと思ったことから購入に至りました。AWSは各種サービスを必要に応じてつまみ食いしてる感じです。
内容
目次
- システム構築をインフラから始めるには
- 開発者がネットやサーバーを構築するメリット
- ネットワークやサーバーを構築する
- WordPressでブログシステムを作る
- 物理的なネットワークとAWS
- 本書の流れ
- ネットワークを構築する
- ネットワークで用いるIPアドレス範囲を定める
- 実験用のVPCを作成する
- VPCをサブネットに分割する
- インターネット回線とルーティング
- まとめ
- サーバーを構築する
- 仮想サーバーを構築する
- SSHで接続する
- lPアドレスとポート番号
- ファイアウォールで接続制限する
- Webサーバーソフトをインストールする
- Apach HTTP Serverのインストール
- ファイアウォールを設定する
- ドメイン名と名前解決
- まとめ
- HTTPの動きを確認する
- HTTPとは
- ブラウザの開発者ツールでHTTPのやりとりをのぞいてみる
- Telnetを使ってHTTPをしゃべってみる
- まとめ
- プライベートサブネットを構築する
- プライベートサブネットの利点
- プライベートサブネットを作る
- プライベートサブネットにサーバーを登録する
- 踏み台サーバーを経由してSSHで接続する
- まとめ
- NATを構築する
- NATの用途と必要性
- NATゲートウェイを構築する
- NATゲートウェイを通じた疎通確認をする
- まとめ
- DBを用いたブログシステムの構築
- この章の内容
- DBサーバーにMariaDBをインストールする
- WebサーバーにWordPressをインストールする
- WordPressを設定する
- まとめ
- TCP/IPによる通信の仕組みを理解する
- TCP/IPとは
- UDPとTCP
- まとめ
感想
名前の通り「基礎からのネットワーク&サーバー構築」でした。
VPCにWebサーバーとDBサーバーを立てて、ブログシステムを作成するまでのハンズオン。200ページほどで図も多いため、一日もかからず終わる内容です。
タイトルにも含まれているAWSですが、あくまで実地検証のために用いるのであって、詳しく書かれている訳ではないです(アカウント作成から載っているのかと思った)
ネットワーク&サーバーに関しても本当に基礎の基礎だけ。基礎を学ぶならもう一冊必要だと感じました。
一昔前はVirtualBoxなどで仮想環境を作成して学んでいたものが、AWSに置き換わった感じなのかなあと。ハンズオンは有用だし、AWSは学んで損はないため、入門としては良いかも。
最後にひとつ気になったこと。ハンズオンの中でサーバーを2台立てるが、そのまま放っておくと、EC2の無料利用枠を超えます。停止を勧める記述は見当たらなかったため、入門としては良くないかも。