なんでも神になるイントロを流しておきました。神の10選をはじめます。
2022年に発売された楽曲の中から好きな10曲を選びます。2019年以来です。おまたせ。3年分のボリュームを込めて10,000字近くあります。長いけど全部読んでくれると嬉しいです。
ブログタイトルは好きな楽曲となっていますが、選考基準は思い出に残った曲という観点が強いです。2022年といえばこれ!という曲を集めました。*1
では、さっそく。
(2023/2/13:追記)
自動再生ボタンをつくったので、YoutubeリンクからiTunesの商品紹介に差し替えました。音が出ても問題ない環境であれば、右下に表示されている再生ボタンを押してから記事の続きを読んでみてね。
IntersectionObserverではてなブログ記事内のApple Musicを自動再生する - Log
ワールドワイドワンダー feat.初音ミク
(詞・曲・編:TOKOTOKO(西沢さんP))
ノリよくポップで明るくかわいい曲。こういうのがちょうどいいのです。ちょうどいいので仕事中や作業中のBGMにもおすすめです。
公開は昨年ですが、配信日は2022/1/21なので今年の楽曲としてあつかいます。年間666回再生し、Apple Replay楽曲大賞を受賞したこの曲を抜いて2022年を語ることはできません🏆
TOKOTOKO(西沢さんP)はおすすめされてハマったハングリーモンスターしか知りません。「イントロのギターがクセになる〜」と無限回聴いていましたが、それはワールドワイドワンダーでも健在でした。カッティングが心地よいリズムを生んでいて一生聴いていたくなります。麻薬ギターリフ。
変わらずの遊び心のある歌詞も好きです。印象的なフレーズは
ほら踊れる曲は踊っとくのが楽しむコツ
人生もノリよく踊っときゃ楽しいのだ。
本日実装のモモジャン書き下ろし楽曲「ワールドワイドワンダー」制作させていただきました!ワンダーは"Wander"のほうな。たくさん遊んでくれると嬉しいです! https://t.co/HCikgztujO
— TOKOTOKO(西沢さんP)/ zawaso (@NishizawasanP) 2021年12月10日
ワンダーは"Wander"のほうな。ふらふら、旅してる途中 なので当然です。公式に準拠していけ。
Endless Error Loop feat. ななひら
(詞・曲・編:Neko Hacker)
(2022/12/29:追記)
このブログを公開して4日後の世界からこんにちは。10選を埋める残り1曲が選べなかったので9曲でもバレないんじゃね?と思ってそのまま投稿していました。案の定バレなかったわけですが、公開後に良い曲に巡り会えたのでお届けします。バッファを持っていてよかったぜ。
ここをもうちょっとシンプルに変えてっと
え、なにこのエラー・・・
タイトル通りエラー地獄と奮闘するプログラマーの苦悩を、ななひらさんがキュートに歌いあげる、我々にとってキャッチーな中毒ソング。なんと2分25秒。そのぐらいの疾走感でエラーも過ぎ去ってくれれば良いのに。
言語はPythonですね。今なら構文エラーと例外が学べます。
曲「Endless Error Loop」でエラーを学ぼう | クイズメーカー - こたえてあそぶ・つくってあそぶ・クイズのプラットフォームサービス
サビSABI_LYRICS
が韻を踏んでいて気持ちいいです。歌詞はYouTubeにありますのでご一読を。
SABI_LYRICS = '''
Endless Error Loopの中
点と点が繋がる一瞬
脳汁効率よく出しまくるためのプログラミング教育
Endless Error Loopの中
点と点が繋がる一瞬
諦めた者には辿り着けない場所で笑い合おう
'''
共感できますね。点と点が繋がる一瞬に脳汁が溢れ出すのでプログラミングは辞められねぇ。それを歌うななひらさんの高音も脳汁が出そうなクセがあります。
サビの後は大事そうなやつを消しちゃってシステムを落とすんですが(うっ)、ここのダークな雰囲気が絶望感を醸し出していて絶望します。追い討ちをかけるようなギターもね。なんだか演劇のよう。その後のフレーズもお気に入りです。
Thank you Qiita, teratail, stack overflow
感謝ぁ。
歌詞にはheaderタグやfooterタグも出てきます。睡蓮花でおなじみの歌詞XSSを彷彿とさせましたが、「<」が大文字だったので良心的だなと思いました。
湘南乃風の睡蓮花、歌詞に"レゲエ<浜辺<<Big Wave!!"っていうフレーズがあってうたまっぷが"<"を適切に処理してないために<<Bigが <big>タグとして解釈されてだんだん文字が大きくなるみたいな事象が発生してるのかw https://t.co/sI6azKphdN
— 高根たかね (@dambiyori) 2019年3月7日
このように脆弱性を埋め込まれると、自身の損失だけでなく、攻撃に加担してしまうことにもなりえるので、基本的なエスケープ処理を怠らないようにしましょう。
安全なウェブサイトの作り方 - 1.5 クロスサイト・スクリプティング:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
一斉ノ喝采 / LiSA
(詞:LiSA / 曲:竹内羽瑠 / 編:江口 亮)
LiSAが初のベスト10入り。今年の通り魔案件です。
「W杯のテーマ曲を歌うとは偉くなったなLiSA」と腕組みしながらAbemaでサッカー観戦。よく流れているワンコーラスを聴いているだけでした。ところが何かのタイミング。いつもより長めに流れる曲。突入する落ちサビ。「あれ、なんか、雰囲気変わってる?下げ転調したの??なにがおこった??」と戸惑っていたところから大サビ突入してクソデカブラボー!!!無事一発レッドカード即アパート退場WINNER全外し絶対有馬で回収。
このエピソード一点張りで割り込んできたので特に語ることはありません。えっと、2番で変化を加えてからの落ちサビで飽きさせないところとか?テキトー言いました。やっぱり特に語ることはありません。W杯と掛け合わせた方が強いのでエンディングムービーを置いておきます。
10選を考えるときは曲順も考慮しています。この曲は余韻なくピタッと終わるんですよね。おかげで並べるのが大変でした。曲順を考慮してアルバム収録時は終わりの無音を長くしている曲もありますが、このピタッと終わる次に来る曲は何なのだろうと気になりました。
______めちゃいい曲。こっちの方がいいかもしれません。おすすめです。
ミックスナッツ / Official髭男dism
(詞・曲:藤原聡 / 編:Official髭男dism)
シンプルに今年の流行曲ですね。
個人的に今年の匂う曲として選びました。その曲を聴くと当時を思い出すみたいな。比喩だけじゃなくて実際に匂いを感じるんですよね。この曲が流行った時期に仕事もプライベートも大変だったことに紐づけられたのか強く印象に残っています。「これを入れないのは嘘だろ」と思って入選しました。
というわけで、またしても語ることなし。2曲続けてですみません。仮初まみれの日常だけど のところとか好きです。全人類そうか。やっぱり特に語ることはありません。
よくよく読んでみると歌詞がいいですね。ミックスナッツの中でピーナッツが木の実のふりをしているって表現は愉快すぎる。アニタイはアニメの理解度が高いほどアガるよな。好きなフレーズは
噛み砕いても無くならない 本音が歯に挟まったまま
一曲ごとにパンチラインを抜き出していく形式いいかもしれません。今から採用するます。みなさまにもおすすめです。
個人的な今年の変化としてドラマを見るようになりました。今期話題になったsilentもOfficial髭男dismが主題歌を担当していますね。SPY×FAMILYも話題でしたし、すごい二刀流だ。印税よこせ。
なにが悪い / 結束バンド
(詞・曲:北澤ゆうほ / 編:三井律郎)
今年のコンテンツではぼっち・ざ・ろっく!の曲が一番好きです。コンテンツ大賞的なのを授与しておきます。これからアルバムが発売され、さらに新曲が出るのだから末恐ろしいです。
タイトル回収は神であるからして、8話「ぼっち・ざ・ろっく」は最高でした。これが最終回です。その特殊EDとして流れていた点も印象深いですね。通常EDの全方位中指立て喜多ちゃんがロックだと話題ですが、こちらもなにとぞ。
ぼっちちゃんのロックはロックでかっこいいですが、この曲はロックもポップも感じられる点が好きです。明るくも切ない感じには好きが詰まっています。
Aメロがいいんですよね。上がっていくメロディライン。下がっていくコード進行。サビ前の駆け上がるようなギターも好きです。そこからサビでグッと明るくなる。その布石であったかのよう。
さて、これは誰が作詞なのだろう。
ぼっち?虹夏?山田?頭カラカラはおいておくとして、ぼっちか虹夏かは悩ましいところですね。青春全開だからぼっちじゃないという意見もあるだろうし、虹夏を想ってぼっちが書いたという意見もあるでしょう。逆に虹夏が書いている場合、5巻収録の特別編を踏まえて、虹夏と星歌のことなのかなと解釈できたり。この特別編「星に手向けるあいの花」はぜひ見てください。虹夏と星歌の過去の話であり、より8話が楽しめます。
まあどんな解釈も自由でしょう。ラジオなどで言及があったりするのかもしれませんが、公式が勝手に言っているだけなので気にしないことです。
ジャケットも青春感があっていいですね。
ジャケットも曲の一部です。それも含めたくてこれまで楽曲紹介の際はApple Musicのリンクを載せていましたが、やっぱり手軽に聴いてほしいので今回はYouTubeリンクを載せています。私がイーロンマスクになったら、全人類を無償でApple Musicに加入させて人類の楽曲リテラシー向上に努めたいと思います。
(2023/2/13:追記)
イーロンマスクにはなれませんでしたが、自動再生ボタンをつくることはできました。
他のED曲であるDistortion!!については別に記事を書いているのでこちらも見てね。
風色Letter / 水瀬いのり
(詞:磯谷佳江 / 曲・編:新田目 駿)
26歳男性、ノスタルジックな曲が沁みてくるようになりました。
同じ系統だと茜色ノスタルジアは恋愛、夏夢は夏を歌っています。風色Letterはというと"友情"です。ラジオでは恋愛曲にするか友情曲にするか悩んだという話もあったり。*2
今年は3年ぶりに水瀬いのりさんのライブに参加するという一大イベントがありました。アルバムツアーなのにアルバムを聴かずに臨む愚行をはたらいたところ、それは突然やってきた僕の胸に。
「Inori Minase LIVE TOUR 2022 glow」感想 - Log
風色Letterという曲がとてもよかったです。本人にあってる感じがします。確か座って歌っていたと思いますが、過去に見たことが無いような?この辺はステージが見えたら良かったなと。
ライブに参加したオタクは演出がよかったと言及するのでしょう。見切れ席の私には何もわかりませんね。音を聴け、音を。
これもAメロがいい曲ですよ。昼休み 水色に広がる空 という入りが、いい感じに脱力していて心地よいです。この心地よさが一曲通して続きます。
歌声に関して。久しぶりにライブに参加して、裏声を駆使してくるようになった印象を受けました。初期はバラードやミドルテンポの曲でも「泣いたんだぁ⤴️⤴️⤴️」「ぼくらは今ぁ⤴️⤴️⤴️」と、とにかくパワー!って感じ。まあそれが好きだったんだけどさ。先程の記事からharmony ribbonへ言及している部分を引用。
この曲でとりわけ歌い方が変わったような印象を受けました。張り上げたようなミックスボイスがクセになっていたので、その部分が裏声になるとキレイに聴こえはしますが物足りないです。
"水瀬いのり"へのノスタルジーを感じていますね。ここでは苦言を呈していましたが、この歌い方が刺さったのが風色Letterだったようです。新時代に適合していかないとな。
最後に一つ。
気付いたら頬が緩んでいて あわてて隠したの
かわいい。
恋のクラウチングスタート / OCHA NORMA
(詞・曲 : 星部ショウ / 編:鈴木俊介)
陸上部だったのでうるさいですよ、クラウチングスタートには。
先手必勝ね 何事も フライング気味で丁度いいくらい
いや、フライングしたら一発で失格だぞ?(お前の事誰が好きなん?)
さて、まじめに。出会いは偶然。YouTubeのホームに「ハロプロ曲で打線組んでみた」という動画が表示されました。なんとなく聴いてみたところ刺さっちゃいまして。YouTubeのAIは本当に優秀ですね。YouTube最高。マリトッツォ。マインクラフト。*3
気を取り直して、まじめに。ブラスが入っているとウキウキになるので無条件に好きです。この曲はサビ前半のメロディーがエモくて、ウキウキエモエモです。冒頭に書いた歌詞からサビにつながりますが、この入りが気持ちい。めっちゃクセになっています。サビ後半もリズムがいいですよね。前のめりになっちゃいます。
YouTubeで作詞・作曲を手掛けた星部ショウさんが直々に解説をしてくれています。YouTube最高。
【プレゼン#13】OCHA NORMA『恋のクラウチングスタート』編〜ハロプロ音楽理論〜 - YouTube
Z世代のアイドルが歌う曲だけど、X世代にもY世代にも刺さるように、アーティスト名の由来でもあるお茶の間を楽しませる楽曲になるような拘りが伝わります。私が好きな部分としてあげていたサビ前半もサビ後半も音楽的な解説があります。サビ後半はシンコペーションで食い気味に入ることでフライング感を出しているんだって。やっぱり何事もフライング気味で丁度いいくらいだな。
"打線組んでみた"で私がこの曲に出会ったように、この10選でも誰かに出会いを届けられたら嬉しいです。まあそうやっておすすめしたいときにサブスクで聴けない点はゲンナリ。今年はアイマスのサブスク大量解禁もあったし、時代は変わるでしょうか。頼むぜハロプロ。そんなに怖いか?新時代が。
イロドリハート / Chun×4
(詞:真崎エリカ / 曲・編:矢鴇つかさ(Arte Refact))
今回の10選で、この曲だけは10選に入れる目的で探して出会った曲です。
これまで楽曲紹介でちょくちょく出てきたワードをまとめるとピアノイントロエモギター明るくもちょっと切ない青春ポップロックが好きです。わかりやすく言うとネギ塩ガーリック焦がしバター醤油みたいなもんです。そそるだろ?
この手の曲はキャラソンから出土しがちなので
とコンテンツを漁りまくりました。「ここでギター殴り込んでこい!」「転調しろ!」「キメは多ければ多いほどいい!」と失礼な聴き方をしていたら疲れました。いるか〜、自分の楽曲感が正義だと思い込んでるヤツ。こんなことせずに日頃から定期的に楽曲を聴いている方が健康によいと思います。
結局イロドリハートが一番馴染んだので選出。前述の楽曲性癖要素を大きく満たすわけではないですが、安心感のある刺さり方をしました。クレジットを見たら納得です。矢鴇の仕業でした。
楽器の主張が激しいわけではなく、全部が優しく調和が取れている感じがします。殴り合いも好きですがこういうのもいいよね。ぶっちゃけイントロのピアノ→ストリングス→ギターだけでも十分満足です。冒頭の動画ではイントロすら聴けないのでApple Musicを添えておきます。YouTube最低。Apple最高。
アーティストでもなく、アイドルでもなく、声優が歌うとエモさを感じることが多い。なぜでしょう?オタクくんだからアニメ声が好きなんですかね。
全力DREAMER / 水樹奈々
(詞:水樹奈々 / 曲・編:南田健吾)
2022年を語る上でナナミズキは外せません。というか楽曲を語る上でナナミズキは外せません。好きなボーカルってのは強いですね。
普段はあまり遠征をしないのですが、今年のツアーは47都道府県制覇の茨城県を含め、そこそこ遠征を重ねました。想い出深い。アルバムツアーなのにアルバムを聴かずに臨む愚行をはたらいたところ、それは突然やってきた僕の胸に2。
正直、アルバム『DELIGHTED REVIVER』の最後の3曲
- 全力DREAMER
- HOME
- Go Live!
のどれを選んでもいいなと思いました。ライブのセトリを逆順でやっていたらGo Live!を選んでいたでしょう。*410選で選出した他の曲がすべてピアノイントロエモギター明るくもちょっと切ない青春ポップロックだったらHOMEを選んでいたでしょう。私の10選はナマモノであり、ブログを書いている時の気分でも変わります。今回はなんとなく全力DREAMERを選びました。
そろそろ全力DREAMERの話を。
全力で駆けるかつての少年、今はおじさん。ファンの年齢層が上がったからか、より大人に刺さるようなナナミズキの応援ソングという感じでしょうか。少年のような輝きでもう一度ハジけようという想いが伝わってきてなんだが泣けてきます。今はおじさん。。。
限界突破を試みるところはナナミズキを感じますが、見えない誰かを気遣って疲れている様は矢吹俊郎を感じてきます。お前が矢吹俊郎になれ!新時代が怖い!ズットココニイタイ…*5
花の塔 / さユり
アウトロ
プレイリストです。
恋のクラウチングスタートはサブスクが配信されていないので聴けません。プレイリストの再生時間が短く、最近の曲は短くなっているんだなと感じます。
冒頭でも述べましたが、今年は想い出補正強めで、純粋に高まる強い曲って感じではありませんでした。ギエエエエエエエエみたいな内容を期待していたオノマトペ狂の方々にはすみません。って思ったんだけど、過去年度を見たら毎年似たようなことを書いていて笑いました。「今年はあんまり楽曲を聴いていない年でした」とおなじくらい、楽曲10選の前置きとして機能しているようです。
友人が10選を書いていたので、なんとなくリレーしておきます。こちらも読んでね。
おわり。
過去年度
- 2021年好きな楽曲1選 - Log
- 2020年好きな楽曲1選 - Log
- 2019年好きな楽曲10選 - Log
- 2018年好きな楽曲10選 - Log
- 2017年好きな楽曲10選(これが最新です) - Log
- 2016年楽曲ベスト10 - Log
*1:めんどくさいのでブログタイトルは変えません。現行踏襲です。
*2:【祝・4thアルバム「glow」発売♪全曲レビュー!】水瀬いのり MELODY FLAG 第303旗 - YouTube
*3:【爆笑】【緊急】【衝撃】【神回】【注目】【人気】マリトッツォ【裏技】【暴露】【洗脳】【開封】【事故】【税金】 - YouTube
*4:そしたらNew Sensationがトリだしトゥルーエンドじゃない?