2020年の読書のふりかえりです。
技術書中心ですが、一時期「Kindle Unlimited」に登録していたため、その他の本も少しだけ読みました。
それと、昨年からブクログを使いはじめました。
「読んだ本の記録ができて便利」と眺めていたら、内容を覚えていない本がほとんど。
以下、記憶に残っていた本をいくつかピックアップ。すべて2020年より前の本です。
達人に学ぶSQL徹底指南書
中級者向けのSQL本です。
本書のコンセプトは「中級SQLプログラミング入門」です。実務でのSQLプログラミングの経験が半年から1年くらいある方を読書に想定しています。
初級者向けの本は溢れているので、このコンセプトはありがたい。
いくつかテーマがあるのですが、とりわけNULLについての理解を深めることができたことが、読んでよかったと思う点です。また、SQLの歴史なども非常に興味深くおもしろかった。バックグラウンドを知ると理解が深まりやすい気がしています。
著者のブログには本書の内容含め、リレーショナルデータベースの話がいろいろ載っているのでおすすめ。
UNIXという考え方
UNIXの9の定理とその他10の少定理について述べた本。
- スモール・イズ・ビューティフル
- 一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
- できるだけ早く試作する
- 効率より移植性を考える
- 数値データはASCIIフラットファイルに保存する
- ソフトウェアを梃子として使う
- シェルスクリプトによって梃子の効果と移植性を高める
- 過度の対話インタフェースを避ける
- すべてのプログラムをフィルタとして設計する
UNIXに限らない考え方も多くためになる。150ページほどですぐ読めます。
カイゼン・ジャーニー
有名な本なので読んでみた。
ストーリー形式でアジャイル開発を学ぶというものなので、手法の使い所が分かりやすくていい。
各章で起承転結があり解説がありと、パターン化されることで頭に入りやすいと感じていたのですが、なんだか途中から飽きてしまいました。
そんな形で読み終えた本書ですが、その後にリーダーとしてチーム開発をする際に、何度か読み返し活用させていただきました。
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来年は読書の質を高めたい。