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いろいろ

2020年に読んだ記憶に残っている本

2020年の読書のふりかえりです。

技術書中心ですが、一時期「Kindle Unlimited」に登録していたため、その他の本も少しだけ読みました。

それと、昨年からブクログを使いはじめました。

booklog.jp

「読んだ本の記録ができて便利」と眺めていたら、内容を覚えていない本がほとんど。

以下、記憶に残っていた本をいくつかピックアップ。すべて2020年より前の本です。

達人に学ぶSQL徹底指南書

中級者向けのSQL本です。

本書のコンセプトは「中級SQLプログラミング入門」です。実務でのSQLプログラミングの経験が半年から1年くらいある方を読書に想定しています。

初級者向けの本は溢れているので、このコンセプトはありがたい。

いくつかテーマがあるのですが、とりわけNULLについての理解を深めることができたことが、読んでよかったと思う点です。また、SQLの歴史なども非常に興味深くおもしろかった。バックグラウンドを知ると理解が深まりやすい気がしています。

著者のブログには本書の内容含め、リレーショナルデータベースの話がいろいろ載っているのでおすすめ。

mickindex.sakura.ne.jp

UNIXという考え方

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

  • 作者:Mike Gancarz
  • 発売日: 2001/02/01
  • メディア: 単行本
 

UNIXの9の定理とその他10の少定理について述べた本。

  1. スモール・イズ・ビューティフル
  2. 一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
  3. できるだけ早く試作する
  4. 効率より移植性を考える
  5. 数値データはASCIIフラットファイルに保存する
  6. ソフトウェアを梃子として使う
  7. シェルスクリプトによって梃子の効果と移植性を高める
  8. 過度の対話インタフェースを避ける
  9. すべてのプログラムをフィルタとして設計する

UNIXに限らない考え方も多くためになる。150ページほどですぐ読めます。

カイゼン・ジャーニー

有名な本なので読んでみた。

ストーリー形式でアジャイル開発を学ぶというものなので、手法の使い所が分かりやすくていい。

各章で起承転結があり解説がありと、パターン化されることで頭に入りやすいと感じていたのですが、なんだか途中から飽きてしまいました。

そんな形で読み終えた本書ですが、その後にリーダーとしてチーム開発をする際に、何度か読み返し活用させていただきました。

ホームページ↓

kaizenjourney.jp

来年は読書の質を高めたい。